山本無双 早苗無双

マウンド上には山本由伸投手。9回一死満塁の大ピンチ。

二塁手ロハスがゴロを捕球し、体勢を崩しながら、捕手ウィル・スミスへ送球。スミスの足が少しベースから離れ、「サヨナラ負けか」と覚悟したものの、ビデオ判定の末アウト。ミリ単位の攻防。

ブルージェイズ次打者クレメントのあたりは、レフトK.ヘルナンデスの背後へ、テレビの画面でもう追いつかない、また、「サヨナラ負けか」と思った瞬間、エドマンと交代したばかりのパヘスが画面の右から突然出現し、見事、キャッチ。

この二つのギリギリの守備がなければ、山本投手の連投は非難され、ドジャースのロバーツ監督は、ずいぶん叩かれたのでは。

ただ、9回表のロハスの同点ホームランから、勝利の女神はドジャースに微笑んでいたような気がします。半世紀以上、野球を見続けてきた私ですが、最高の試合を観ることができ、いい年して興奮が冷めやりません。

二刀流の大谷選手、連投でシリーズMVPの山本選手の無双ぶり、最高でした。来年まで二人を見ることができないと思うと、寂しい。早くも大谷・山本ロスです。

 ところで、高市総理。就任からまだ2週間も経っていないのに大活躍です。

東南アジア諸国連合(ASEAN)での存在感、各国首脳とにこやかに交流していたと思っていたら、次の日には、トランプ大統領とツーショット。更に李韓国大統領、習近平主席との対話。アジア太平洋経済協力会議(APEC)。まさに高市無双としか表現できなせん。

29歳までの年齢層の支持率が90%越えで、「さな活」という推し活みたいな動きもあるようです。前総理が、国際舞台で携帯をいじっている姿が報じられ、若年層の支持率が、下がっていったのとは対照的。(ここ私の想像)

ワークライフバランスという言葉を捨てて、(国のために)働くといった高市総理の言葉尻をとらえて、「せっかくワークライフバランスが浸透し始めたのに」と主張する方や、トランプ大統領に「上目遣いで媚びている」と批判ばかりする方々などには、正直うんざり。

WSの山本投手の連投は、どう考えてもワークライフバランスの対極にある仕事ぶり。ワークライフバランスを超えた先にある達成感もしくは使命感というものを体現していたと思います。

高市総理には、何とか日本の将来に希望が持てるような政策実現をお願いします。

 解体費用の取り扱い

 同業者からの質問。 「個人が自宅を取り壊して、賃貸アパート建築する際の解体費用は、取得費になるのか、必要経費か」

  答え。自宅の解体費用は、その目的が何であれ、家事関連費となります

 建物の解体費用については、自己が居住用としていた建物の場合は、たとえ、事業用資産の建築が目的であったとしても、解体費用自体は、単なる自宅の処分であり、家事関連費とされ、取得費にも経費にもなりません。 

 これに対し、不動産所得の要因であった事業用資産である建物の解体費用は、不動産所得の必要経費とされます。

 なお、土地の譲渡を目的とした解体費用は、自宅であっても、譲渡費用になります。

  建物の解体費用が取得費になるという考え方が、一部のハウスメーカーなどにあるようですが、税法上は、建物の取得費になるということはありません。

 法人でも取得費ではなく経費となります。

 表でまとめる以下の通りです。

解体する建物  目的 賃貸物件建設のため 居住用建物建設のため 土地を譲渡するため
居住用建物 家事関連費 家事関連費 土地の譲渡費用
賃貸物件 必要経費 必要経費 土地の譲渡費用

*土地建物を取得し直ちに解体した場合の解体費用は、土地の取得費となります。

ところで、私が編集に少しだけ携わった「確定申告書の記載チェックポイント」が今年も刊行されます。

発売日は11月15日、値段は2,090円です。予約はこちらで⇒楽天市場

   (2025.11.5)

   
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