エンゼルスと日本経済

 日経平均が33000円を越え、バブル崩壊後の最高値を連日更新、日本株の上昇が続いています。
 失われた30年などと揶揄されてきた日本経済もいよいよ上昇気流かとの記事も見受けられます。
 33000円もドル表示だと円安のせいで235.7ドルとそれほど高くない。
 外国人投資家にとってはまだ買い場と判断しているのではないでしょうか。
 アメリカの投資家ウォーレン・バフェットさんの日本買いの発言もありましたしね。
 
 円安のおかげで外国人観光客も押し寄せているし、コロナで痛手を被った観光や飲食業もインバウンド需要でV字回復。
 電力会社各社や食料品メーカー等、今まで値上げできなかった業界でもこの機会に値上げに踏み切り、軒並み業績が上昇するようです。
 ただ、一方で、消費者個人としては値上げが続き、給与所得者の実質賃金は減り、年金生活者の生活は大変です。
 電気代が本当に高い( 一一)
 今回の景気上昇のトレンドがうまく、賃金上昇に繋がり、年金生活者へも物価スライドで年金支給額が増えれば、ひさびさの好景気到来となるかもしれません。
 増税なしの自然増収で、国債を返済できるなら夢のような話ですが。
 ところで、エンゼルス、大谷選手の活躍が止まりません。(^^)/
 6月だけで昨日(6/19)まで、ホームラン8本、15得点、25安打、8本塁打、18打点、14四球、打率.410、出塁率.513、長打率.934、OPS1.447の9部門でアリーグトップの成績。
   今朝のロイヤルズ戦でも快勝の2ラン。ホームランと打点でア・リーグ1位、打率も首位まで一分7厘差で、三冠王も狙える位置です。
   その上、エンジェルスのエースピッチャーとして6勝を挙げています。
   生きている間にこんな選手の活躍を見ることができるなんて、なんと幸せなことか。
 唯一の問題は、大谷選手が活躍するとユーチューブの動画まで隅々まで見てしまい、仕事が進まないことです。困った困った。
 これが、世間で言う「推し活」なんですね、きっと。
 エンゼルスの貯金もいつのまにか8。 アストロズが3連敗したため、ワイルドカード争いで2位に浮上。
 2年前に大谷選手が話していた「ひりひりする9月」が本当に来るかもしれません。
 エンゼルスと日本経済の現在の状況が何となく似ているように思います。かなり強引ですが...。
 これからも上昇が続くのか否か。
 どちらも上昇することを祈るばかりです。
 ただ日本経済には大谷選手のような抜きんでた存在が見当たらないですが....。

  

 インボイス制度の改正

  インボイス制度がいよいよ10月1日から始まることになり、顧問先から自身の適格請求書発行事業者番号を教えてほしいとの問い合わせが増えています。

 法人の場合は、法人番号の頭にTが付いた番号ですが、個人の場合は、税務署が設定した番号で、通知書が本人宛送付されてくるので、その通知書を確認する必要があります。

 その通知書をなくした場合は、インボイスコールセンターで確認できるようです。  

 顧問先に、自身の取引先がインボイス発行事業者なのか番号を確認していただくなど導入前にすでに事務量が増えています。

 ところで、令和5年度の税制改正でのインボイス制度の改正は次の通り。

  1 納税額を売上額の2割に軽減

  2 1万円未満の少額取引インボイス不要制度

  3 1万円未満の返品等について返還インボイスの交付不要制度 

    4 インボイス発行事業者登録に関する改正

   令和5年3月末までの申請期限が、令和5年4月以降の登録申請であっても、令和5年9月30日までに登録申請書を提出した場合は、制度開始日である令和5年10月1日から登録を受けることが可能となっています。

        詳細はこちら⇒財務省HP

     もうすぐ本格的な夏。暑さに負けずに頑張っていきましょう!!   

(2023.6.20) 

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