田口伸五税理士事務所
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  • 祝賀パレードと大嘗祭 

      11月10日の祝賀御列の儀(天皇祝賀パレード)、14日から15日に行われた大嘗祭と皇位継承に関する式典が続いた11月前半。
      パレードでは、光に照らされて輝くティアラとそっと涙を拭われた雅子様の所作に、少し感動。
     大嘗祭は、7世紀後半の天武天皇の時代から1300年以上続いてきた天皇が即位後に行う皇室の伝統行事だとか。
     天武天皇といえば、中大兄皇子とともに大化の改新(645年)で活躍した大海人皇子のこと。何か凄い(^_^)vです。
     大嘗祭に使われた27億円の税金が無駄と主張される方々もいらっしゃいますが、天皇一代で一回の支出であり、令和が27年以上続けば、一年あたり1億円以下
     国会議員を二人ぐらい減らせば、簡単に捻出できる額です。(^^)/
     
     国会といえば、「総理大臣と桜を見る会」を巡る議論が、先週から続いています。
     過去5年間1766万円だった予算を、今年の実際の支出が5000万円超だったことから、令和2年の予算の概算要求で実態に合わせて5000万円としたことで、国会に取り上げられることになり、大問題に(-_-)。
     確かに自分の後援会の人間を数多く招待しているのは問題かもしれないけど、総理大臣になれたのは、後援会の皆様のおかげで、総理が主催する会に世話になった人を招きたいという気持ちもわかります。ただ、招待客が多すぎ(-_-)
     皇室が行う春と秋の園遊会と同じように、招待された有名人のニュースは、桜の季節の風物詩ではありましたが。
     野党はこの問題を徹底的に追及するそうですが、これで国会が空転し、一日当たり3億円といわれる国会の運営費(議員や秘書の給与も含む)が無駄に 。
     一週間空転すれば、それこそ大嘗祭のお金が単年度で浪費されます。
     今年は、あまり重要法案はないのでしょうか。
     もう一つ、2021年1月から実施される大学入試制度改革も今頃になって、ちゃぶ台返し。
     センター試験実施前の世代としては、センター試験など実施せずにいっそのこと40年前にもどって各大学が独自に試験を実施すればよいのではと思ったりします。

    年末調整の季節

     11月も後半なので、会社員の方は、会社から年末調整関係の書類が渡されたかと思います。先月書類を渡され、既に提出したという方も多いかもしれませんね。
     前年は、所得控除額38万円の対象となる配偶者の給与収入の上限が、103万円から150万円に引き上げられ、150万円を超えた場合、201万円まで段階的に配偶者特別控除が認められる改正がありましたが、今年は、特に改正もなく前年と同じです。

     来年は、所得税の基礎控除の額が38万円から48万円に10万円に上がるなど大幅改正があるので少し大変かもしれません。


     この時期「12月に働いた分の給与が、今年の年収に入るか」という質問をいただくことがあります。答えは、今年の1月から12月の間に実際に支払われた金額(額面)が本年の給与収入となるということになります。
      103万円とか130万円とか、給与収入の金額に敏感な皆様は、給与の支払いが翌月払いの場合は、今月までの給与で超えるか否か判断を!。12月に働いた分が来年1月に支払われるなら、12月に働いた分は、令和2年の収入ということになります。

      急に寒くなりました。風邪などひかぬよう、お互い注意しましょう。(^^)/
      (2019.11.16) 
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