田口伸五税理士事務所
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ステイホーム週間
一年前の今日(5月1日)と言えば、令和最初の日。
停滞ばかりの平成が終わり、令和という新しい時代が始まった日です。
そろばんだったら「ご破算で願いましては」という掛け声、計算機ならAC(オールクリア)ボタンを押したみたいに、何となくまっさらになった感じがしました。
計算器具が頭に浮かぶのは職業病ですね。(^^♪
その後、6月の全英オープンでの渋野選手の優勝、9月ラグビーのW杯での日本の活躍、11月の新天皇と雅子妃殿下のパレードと続き、オリンピックもあるし、日本には明るい未来が広がっているとばかり思っていたのに。
まさか、1年後、こんなことになるなんて(ToT)/~~~
緊急事態宣言が出され、私も先々週からテレワークを実施しています。事務所には週に一度郵便物を確認するため通うだけ。
最初は、満員電車に乗らなく済むし、時間が節約できると思ったのですが、自宅だとメリハリがなく、入力作業は散漫になるし、運動不足でビールも美味しくないし、妻が在宅の日は、何となく落ち着かない。
気分転換にテレビをつけると新型コロナか再放送。新型コロナに関して専門家じゃない人たちが言いたい放題で、ちょっと心がささくれだってしまいそう。
まぁ要するに、ステイホームというかテレワークは意外とつらいです。
こういう生活がずっと続けば、ノイローゼになってしまうかも。
決まった時間に家を出て、満員電車のいつもの車両のいつもの場所(出口のドア脇)で揺られながら、文庫本を往復で100ページぐらい読める日常がいまや懐かしい。
東京都の感染者数が減り、欧米諸国も徐々に経済活動解禁の動きがでてきたし、日本の非常事態宣言解除も近いかなと思ったら、5月末まで延長されそうですね。
今回の再延長で、今週悪役になってしまった感のあるパチンコ店やキャバクラなどが何件も廃業してしまいそうですね。
新型コロナで亡くなる人数より、不況による自殺者の方が10倍多いと警告する方もいらっしゃいますが、そうならないためにも、感染者が劇的に減少し、このステイホーム週間が早く終わりますようにと、とにかく神頼みです。
志村けんさんに続き、岡江久美子さん。
明るくて、私たちの世代のお嫁さんにしたい女優の一人でした。残された大和田獏さんの心情を思うとなおさらつらい。(T_T)
追加の経済対策
今回の新型コロナウイルスの流行で売上が減少している中小企業(NPO法人等を含む)・個人事業主に対する支援策として「持続化給付金」という追加の経済対策が取られるようになりました。
給付額は法人200万円、個人事業者100万円です。
2020年度補正予算が昨日成立したばかりですが、早速、WEB上の申込窓口が開設されました。窓口は経済産業省ではなく、中小企業庁になります。
こちらです。
申し込むと返信メールが来て、その申込サイトから申し込む形になっています。
貸付ではなく給付ですので、新型コロナで急激に収入が落ちている事業者の皆さんは是非ご利用ください。
売上高が5%以上減った場合の救済策等が網羅されています。こちらは、給付ではなく貸付の制度です。
感染拡大防止協力金の請求方法などです。感染拡大防止協力金請求書の記載は税理士などの専門家によるチェックを受けた方が、支給が早期になるようです。
税理士が顧問先の分を直接手続きできます。
新型コロナウィルスの影響を受けている事業者の方には必ず利用できる制度があるはずです。是非、利用して、この難局を乗り切ってください。
(2020.5.1)