田口伸五税理士事務所
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  •  「元気ですか?」

     プロレス好きではない私でも、モハメッド・アリとの対戦には、少し興奮しました。

     彼は、試合開始早々、いきなり背中をリングの床につけて、そのままの体制でキックを繰り出しました。

     「おお!」と最初は興奮したものの、結局、ほとんど立って対峙することなく、全く嚙み合わない「世紀の凡戦」と言われてしまう対戦になってしまいました。

     後年、スタンディングでのプロレス技(蹴りや肘打ち等)が禁止等という取り決めがあったとの記事を読み、あの戦い方しかできなかったのだと納得。

    「彼」アントニオ猪木様、101日に逝去。

    「元気ですか?」「元気があれば何でもできる」と元気に叫んでいた姿が懐かしい。

     ドリフターズの仲本工事さんの突然の交通事故死。痛ましい。

     お二人のご冥福をお祈りします。

     さて、明るい話題。

     小室圭さんの米国NY州弁護士試験合格。

     これだけ注目される中での合格は、とても凄いことだと思います。

     米国弁護士になると宣言した後、「絶対無理」とバッシングしてきた「世間」に見事に一本決めたという感じです。

     私もそんな「世間」の一人でした。お見事、参りました(^^)/

     今後、眞子様が選んだ人生が穏やかで幸せなものであることを願います。

      大谷選手の2022シーズンも終了、現在行われている大リーグ中継、ダルビッシュ投手の活躍は見られるけれど何か物足りない。

     来年、このポストシーズンで躍動する大谷選手とエンジェルスが見たい。

     

     副業収入300万円問題(続)とドル建て生命保険の課税について

     前回、副業の300万円問題を取り上げましたが、パブリックコメントで7000件超の反対意見等が寄せられ、結局、事業かどうかは社会通念上、事業かどうかで判断するという、ほとんど従来と同じ扱いになってしまいました。

     給与所得者で300万円以下の副業を営んでいる顧問先には、最悪の場合、赤字になっても雑所得になるしそもそも青色申告もできないことになるかもと注意報を出していたのですが、無駄でしたね。

     まぁ、原案通りに実施されていたら、大混乱は必須でしたから、まぁ良かったです。

     ところで、アメリカFRBの利上げ政策の導入以来、円の下落は著しく、昨日は1ドル151円90銭まで円安が進みました。

     以前も銀行、外貨預金など解約したときの為替差益の申告について、説明しましたが、先日、4年前に1ドル111円の時にドル建ての一時払いの養老保険(掛け金1000万円 90,090ドル)に加入したのだけれども、この円安の状況下で解約した場合、課税はどうなるのかという質問を受けました。

     解約時のレートが151円だと仮定すると

     90,090ドル×151円=13,600,000円となり、利息を考慮しない場合でも、為替差益だけで360万円利益となります。

     生命保険の解約金だから、一時所得となり、360万円から50万円の一時所得の控除額を控除した後の金額の2分の1。

     と答えかけましたが、平成28年の金融商品に対する課税の改正により、5年以内に解約した生命保険の解約差金であっても一時払い養老保険などの場合は、金融商品として20.315%(所得税及び復興特別所得税15,315%、地方税5%)源泉分離課税と扱われるようになっています。詳細はこちら⇒金融類似商品と税金

     申告するかしないかを選択できる申告分離課税と異なり、源泉分離課税なので確定申告をすることはできないので、基礎控除を適用して還付申告を提出することはできません。 

       一方、課税所得が4,000万円を超える高額所得の方は、税率が国税45%+地方税10%で55%にもなるので、5年経過するまで待って一時所得で課税されるよりも、20.315%の課税で済む方が得ということになります。

     なお、金融類似商品とされない、生命保険の解約金は、保有年数にかかわらず、従来通り、一時所得と扱われます。

     

     さて、ロシアのウクライナ侵攻も冬が近づき、膠着状態。ダムを破壊するとか、原発を攻撃するとか、戦術核の使用があるとか、物騒な話も出てきています。

     また、中国では、習近平主席が異例の3期目突入濃厚で、一つの中国のためには、武力行使も辞さないとの強い意欲を見せており、とても不気味です。

      習近平主席を礼賛する教科書で育った次世代の中国人は、世界でどうふるまうのかとても心配です。

      10月31日は、コロナ規制が解除された久しぶりのハロウィーン

        渋谷に集う若者たち等が、この先もずっとハロウィーンが楽しめる日本であってほしいです。

      (2022.10.22) 

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